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「さくら坂」下肢切断の話から

投稿日:2017年6月19日 更新日:


骨肉腫と診断され、片脚を失うことになる
高校2年生の女の子の話です。

著者は看護師経験があるようですね。
その視点からも丁寧に書かれています。

さくら坂 (Sunnyside Books) 千葉 朋代 著

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主人公の美結は、アナウンサーになる夢があり、
コンテストに向けて放送部に打ち込む日々。

右脚の違和感を感じることもありますが、
転倒、骨折したことで病気が発見されます。

最善の治療として提示されたのは
右脚の切断手術。

普通であるからこそ普通に見ていた夢が
崩れて絶望する美結。

周りの人たちとの関わりの中から
美結は少しづつ辛い現実と向き合い、
義足を受け入れていきます。

 

私が知ってる子は、
切断したあとも義足をなかなか受け入れられなくて。
リハビリも全然進められなくて。
本当に本当に大変でした。

こんな風に脚葬したら受け入れられるんだろうか。
と思ってしまいました。
あくまでもフィクションなのですが。
個人的には義足との闘いをもっと入れてほしい気がしました。

 

現実は
もっと厳しいことが山積みであることも多いのですが、

それでも、前向きなところで終わってホッとします。
こうであってほしい、という希望も込められているのかな。

 

医療従事者や同じ入院患者の神田さん、
周りの大人たちが美結に寄り添う姿勢も
子どもではなく一人の人間として意見を言い、意見を聞く、
美結もそこから葛藤し、考え、選んでいく、
そんな人との関わりも印象的です。

児童書です。
小学高学年くらいから読めると思います。

辛くても「生きる」ということについて考えることのできる1冊です。

 

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